たかまつなな単独ライブに行って来た話

※呼び捨てですいません。

第10回たかまつなな単独ライブ
「ご機嫌よう さようなら。」
NHK入局前、最後に暴れます。

たかまつななの単独ライブに行ってきました。
率直に言って面白かったです。

なんでチケットを買ったのかと言うと、お笑いライブなのにシンポジウムのコーナーがあったから。
しかもゲストがよりにもよって（？）ウーマンラッシュアワーの村本！
シンポジウムなんて今まで彼女以外にライブでやった芸人さんいましたか？
もしかしたらいたのかもしれないけど、私にとっては初めての体験だし、
東京だからこそ観ることができるライブだと思ったので勢いでチケットを買いました。
あとは単純に彼女がどういうファンを抱えてるか気になったというのもあります。
女性芸人の単独ライブ行くとすごい熱心なおじさん(独特な服装の人多し)がいたりと、お客さん見てるだけで面白いときがあるので。
ほんと、たまたまライブがあるのを知っただけで別に彼女のファンでも何でも無いです私。
嫌いじゃないけどそこまで注目したことがあるわけでもないです。
でも、ちょいちょい彼女が話すエピソードが面白くて、

どんな人なのか知ってみたいと思っただけです。

会場についてまず驚いたのは、スタッフさんがみんなメイド服や執事のコスプレしてたこと！
あと、ネタの合間の繋ぎがまさかのヴァイオリン生演奏！
彼女のお嬢様キャラに対するこだわりを強く感じることが出来て、とても良かったです。

で、ここからはライブの感想です。
『シンポジウム』なので、普通のトークライブとは違って八の字に並べた長机＆名前を書いた紙が机に垂れていました。
それだけでもう笑っちゃうよね。私の知ってるお笑いライブと違う。
トークが始まって早々に村本が「(たかまつななとの)距離遠っ」ってツッコミ入れてましたよ。そらそうだ。
シンポジウムではまあ村本がしゃべるしゃべる！

よくあんなすらすらと噛まずにいろんな言葉が出てくるもんだなあ。
私にとっては彼が大阪時代に水産高校あるあるをロケで言いまくってた印象がすごく強いので、

舞台の上で自分の考えとか意見をたくさん話してる姿がすごく新鮮に感じました。
あと、村本がたかまつななのことを「ななちゃん」って呼んでたのがすごく良かったです。
リアルで見るたかまつなな小さくてニコニコしてるとかわいらしいんですよほんとに。
初めてテレビで彼女を見たときよりも、お高い感じとかトゲのようなものが抜け落ちてて、愛嬌がありました。

ネタコーナーではお嬢様や自分が通っている大学をネタにしたものから、NHKネタや政治家をイジったものなどなどガッツリ一時間近くありました。
彼女の経験が無いと作れないものが多くあって、個性が出てましたね。
テレビで観たいけど使いにくいんだろうなあってネタもたくさんあったから、生でこれを観れたのはすごく貴重だったんじゃないかなあ。
本来はそんな気を使う必要の無いネタだと思うんだけどね。ナイーブな世界になっちゃったね。
政治家イジりは怒られるかもしれないけど（笑）。
あ、菅直人をゲストで呼んだらお客さんが14人しか来なかったエピソードはもっと言って欲しいです。菅直人自体のイメージも上がるんじゃない？

最後のトークで彼女は就職することを文春にばらされたって言ってたけど、
そもそもそのニュースがなければ私は彼女の単独ライブの存在に気付かず、
きっと今日会場に足を運ぶこともなかったので、個人的にはありがとう文春と伝えたいです。

今日単独ライブを観て、彼女が持つ強い気持ちやパワーに驚かされました。

良い言葉が出ないんだけどとにかくすごい。
今これだけ芸人さんがいるなかで、賛否両論はあるかもしれないけどたった一人でテレビに出るまで登り詰めたし、
単独ライブを開催してチケットを全て売り切る人気を手に入れたんだから。
普通に人より能力があるよね。きっとどんな業界でも活躍できるんだろうな。
あんな細い手足でいろんなものをガシガシ掴んでいく姿は、とてもカッコいいと思いました。

↑ライブの中で田○総一郎のことめっちゃdisってたのにお花届いてて吹きました。そういうの好きです。

と、いうわけで久々のお笑いライブでした。
よく考えたら東京に引っ越してきてから初めてでしたね。
完全に余談だけど、帰り道に新宿都庁近辺の深夜バス乗り場の前を通ったとき、
バスに乗らずに新宿駅に向かう自分に違和感がありました。
今までならここでバスに乗って大阪に戻っていたのに。
すごい些細なことだけど、自分が実家を離れたんだという実感がわきました。今さら。